フォトパドックを見るとき私は以下の順番で
馬を見るようにしています。
1、馬体の立ち姿を見て全体のバランスと雰囲気を確認する
(肌の状態も)
2、脚元のつくり(繋ぎ、管、飛節、球節)を見る
3、トモ、前肢、肩、首差し、背中、頭など格パーツの大きさ、
角度などを再度細かく見る
人によっては、まず脚元からパーツを見ていく
という人もいると思いますが、
馬を見るときは減点法が基本といわれていますから
その方法に当てはめるなら全体をみるより
個々の欠陥をチェックすることになります。
ただそれは実戦パドックでの見方です
パドック以外で馬を見る際はパーツの欠陥部分から
見るのではなく、全体のバランスと印象を最初に
確認して、その馬の持ついい部分を感じ取ってから
減点に入っていくべきだと考えています。
また、血統表も必ずチェックします。
ここで血統表をチェックする目的は、種牡馬や母馬の血統の
良し悪しで馬の良し悪しを判断するためではなく、
その血統の持つ特徴がどのような形で
馬体に現われているかを確認するためです。
種牡馬にはそれぞれ産駒の馬体に特徴があり、
独特の良さ・悪さがあります。「サンデーの曲飛」
「ブライアンズタイムの腹ぼて」なんかは割と有名ですが、
どちらも本来極端だと割引材料になりかねない
馬体的特徴です。
つまり本来ならプラスに取れる特徴が、
この種牡馬だけにあんまり良くないなんてことも
稀にありますし、それぞれの血統的特徴を理解した上で
再度馬体を確認する必要があります。
実戦のパドックで馬を見る場合も
基本はまったく同じです。
最初に走るレースの条件(芝・ダート、距離)を
確認した上で、上記順番、そして一番最後に
血統表(新聞)を確認します。血統を後回しにするのは、
デビューさえすれば血統より実馬の馬体のほうが
馬券に直結する多くを語ると考えているからです。
またパドックでは歩様やしぐさといった上記以外の
重要な要素もありますし時間も限られいるので、
正直いちいち全ての状態まで確認していられません。
全体を見たら、歩様と仕上がり状態(腹回りの余裕など)の
確認を最優先とします。
で、安田記念は、スマイルジャック、ディープスカイが
パドックでは抜群に良いデキでしたね。
夏はフォトパドック、パドック、調教も
ものすごく大事な馬券のヒントになります。
ひと夏、馬体をしっかり見れば、最低限の相馬眼は
身につくと思いますよ。
逆に安田記念でパドックを見て、一発でいらないと
判断した馬です。常に人気になりますが、
最悪の馬体でした→ 6位
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陣営の完全な仕上げミスでした。
・穴馬会員
・推奨4頭&オッズ異常会員